よくあるご質問

2024.04.07更新

春季カタルとはアレルギー性結膜炎の重症型です。

小学生~中学生の年齢に多く、春から夏に悪化し、冬になると改善することを毎年繰り返します。

症状としては、強い充血やめやに、上まぶたの裏の隆起した病変(石垣状乳頭増殖)、黒目(角膜)と白目(結膜)の境界の隆起、角膜の潰瘍など特徴的なものがあります。ひどくなると眼の痛みが出たり視力が下がるので、症状がひどくならないうちに治療を開始することが大切です。

治療としては、抗アレルギー剤の点眼、ステロイド点眼をまず使い、それで良くならない場合は、免疫抑制剤点眼を使います。良くなったと思ってすぐ治療をやめるとまた再発するので、自己判断せず、眼科で春季カタルの程度を判断してもらいながら、薬を減量する必要があります。

年齢が上がるにつれて症状が軽くなっていきますので、それまで薬をうまく使用してコントロールしていきましょう。

2024.04.07更新

目が内側に寄っている疾患として内斜視があります。

乳幼児期は、本当の内斜視ではないのにもかかわらず、目が寄って見えることがあります。これを偽斜視もしくは仮性内斜視と言います。

乳幼児期は鼻が低いため瞼の位置(瞼裂)が外側にずれる形になり、眼球自体は斜視ではなくまっすぐ向いていても、相対的に内側に入って見える状態のことで、成長に伴い鼻が高くなると寄って見えなくなります。

ペンライトなどの光の反射が黒目(角膜)の中心に来ていることで偽斜視であることが推測できるのですが、中にはしばらくして本当の内斜視を発症することもあります。

また普段は斜視がなくても、見るものに焦点を合わせようとして瞬間的に内斜視が出ることもあります。

本当の内斜視であれば、眼球内の病気や遠視がないか(遠視が強いと内斜視になることがあります)、視力の発達が正常かを調べる必要があります。

2024.04.07更新

フレイルとは加齢により身体や精神的な機能の衰えが生じている状態を言います。
最近アイフレイルという考え方が提唱されています。眼も視機能低下により、運転や読み書きが不自由になり、進行すると見えにくいために転倒したり、外出が減り、うつ状態や認知機能低下を引き起こす可能性があります。このためアイフレイルの段階で進行しないように治療を行うことが大切になります。

そのためには失明につながる眼の病気の早期発見が欠かせません。例えば緑内障は初期に自覚症状はないため、自主的に眼科を受診することで早期発見につながります。黄斑の病気(加齢黄斑変性など)は、両眼で見ていると気付かないため、片眼を隠して線がゆがんでいないか確認することが有用です。白内障も進行すると日常生活が不便となり、フレイルにつながりますので手術が必要になります。より健康な生活を続けられるよう、眼の健康にも心を向けてみませんか?

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