オルソケラトロジーとは
オルソケラトロジーとは
オルソケラトロジーは、手術をしないで近視を治す方法です。就寝中に治療用のコンタクトを装用することで、角膜の形を矯正して、日中の視力を回復させます。
レーシック手術による近視治療は、角膜の中心付近をレーザーで平らに削ります。一方、オルソケラトロジーは、特殊なコンタクトで角膜の中央を押さえ、角膜を平らにします。就寝中に平らになった角膜は、起床後にコンタクトを外してもその形を保つため、近視が軽減するという仕組みです。
装用を中止すると裸眼視力は低下し、近視が戻ってくるため、基本的には毎晩レンズ装用が必要です。
オルソケラトロジーのメリット
レーシックなどの手術による治療は、いったん角膜を削ると元には戻せません。しかし、オルソケラトロジーは、レンズの装用を中断してしばらくすると、角膜が元の形に戻ります。手術による治療よりも、はるかに気軽に試していただける方法なのです。
また、オルソケラトロジーは、眼鏡や日中装用するコンタクトレンズよりも近視の進行を遅らせる効果が報告されています。
こんな方におすすめです
- 日中コンタクトをしたくない方
- スポーツなどをしていて、眼鏡やコンタクトの装用が困難な方
- レーシックなどの手術には抵抗がある方
- 近視の進行を遅らせたい方
治療の流れ
1. まず、目の異常の有無についての検査を実施します(保険診療)。受診の際にオルソケラトロジーご希望と受付にお伝えください。
検査をご希望の方は、以下の時間帯にご来院ください。
※月曜・木曜・金曜(午前・午後)、水曜(午前)、第1・第3・第5土曜(午前)
2.治療をご希望であれば、予約をとって適応検査の後、トライアルレンズを貸し出し、装用体験いただきます(自費診療)。
3.1週間後再診していただき、本治療に進まれるかお伝えください。最適なレンズをご用意し、本治療開始します(自費診療)。
4. 本治療開始後3ヶ月間は、頻繁に検査を実施いたします。
診察時に次回の受診時期をお伝えします。
3ヶ月以降は3ヶ月毎に定期検査を実施いたします。
*安全に治療を続けるためには、3か月毎の定期検査が不可欠です。
治療費用
装用体験費用・適応検査費用
- 両眼 39,000円 / 片眼 22,500円
(トライアルレンズ紛失・破損保証料含む) - 装用体験のみで終了される場合、トライアルレンズの返却時に両眼の場合33,000円、片眼の場合16,500円を返金いたします。
- 装用体験中のレンズの破損・紛失時については、お支払いいただいた費用から1枚につき16,500円を除いて返金いたします。
- 本治療に進まれる方は、返金はなく、下記の追加費用をお支払いください。
装用体験用レンズを破損・紛失された場合は、1枚につき16,500円を追加でお支払いいただきます。
本治療開始時の費用
- 開始月に装用体験費用に加えて 両眼:30,900円/片眼:24,300円
(診察費用15,500円+初回2か月分レンタル費用) - 3か月目以降 レンズのレンタル費用
月額:両眼)7,700円 片眼)4,400円 - 診療費用15,500円/年 (両眼・片眼同額)
- 洗浄液などケア用品 別途費用がかかります。当院で取り扱っております。
- レンズ交換について 1年に2回交換保証があります。
- 紛失時は別途費用が必要です。
- 就寝時にレンズを装用しなくなると、近視は徐々に元に戻っていきます。継続した着用をお願いいたします。
- 衛生的な使用をお願いします。基本的な手入れの方法は、ハードコンタクトと同じです。
- 運転免許更新の際は、オルソケラトロジーの治療中であることをお伝えください。
- オルソケラトロジーは自費診療ですが、医療費控除の対象となります。
- 定期検査時は、オルソレンズをご持参ください。レンズのチェックもいたします。
注意点など
- 就寝時にレンズを装用しなくなると、近視は徐々に元に戻っています。継続した着用をお願いいたします。
- 衛生的な使用をお願いします。基本的な手入れの方法は、ハードコンタクトと同じです。
- 運転免許更新の際は、オルソケラトロジーの治療中であることをお伝えください。
- オルソケラトロジーは自費診療ですが、医療費控除の対象となります。
- 定期検査時は、オルソレンズをご持参ください。レンズのチェックもいたします。
上下斜視
片眼が上もしくは下を向く斜視で、上斜筋麻痺、下斜筋過動などがあります。