院長コラム

2018.01.01更新

ステロイド点眼剤は眼の炎症、充血の治療で使われます。即効性があり、花粉症によるアレルギー性結膜炎でもしばしば使用されます。ステロイドの内服では顔のむくみ・肥満・血糖値上昇・胃潰瘍など体の副作用が出ることがあり、このため、ステロイドは怖いもの、なるべく使いたくないと思っている人も少なくありません。

 点眼剤では、体の副作用が出ることはほとんどなく、注意する点としては、眼圧が上がる場合があることです。眼圧が上がると緑内障になるわけですが、上がってもステロイド点眼を中止すれば下がることが多く、また眼圧の上がりやすさは濃度によっても変わり、薄い濃度のものはほとんど眼圧上昇を起こしません。

 眼圧測定を怠らなければ、必要なときに的確に必要量を使用することで、症状も早く改善でき安全に使用できますので、むやみに避けずにうまく使いましょう。

(メディコラ 2018年1月執筆)

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