結膜炎
2017.07.01更新
最近ウイルス性結膜炎が増えています。細菌性の結膜炎の場合は、抗菌点眼がよく効き早く治りますが、ウイルス性結膜炎は人にうつりやすいため学校や幼稚園・保育園は登校・登園禁止となります。
結膜炎を起こすウイルスに直接効く薬はないため、炎症を抑える点眼や、細菌の2次感染を防ぐために抗菌点眼を使用しますが、すぐには治らず自分の免疫力がついてようやく治ってきます。症状は充血、目やに、まぶたの腫れ、涙、ごろごろ感などです。
ウイル性結膜炎がやっかいなのは、うつりやすいことです。結膜炎になっている目を触った手で他の場所(家の家具などでも)を触ると、そこを他の人が触ることで感染が広がります。次亜塩素酸が効果的なので、使用したタオルなどは次亜塩素酸(市販の漂白剤でも含むもの有)に浸す、目を触った手はよく流水で洗うなどの注意が必要です。
(メディコラ 2017年7月執筆)