院長コラム

2017.12.01更新

白内障と緑内障、一文字違いで紛らわしい名前の病気ですが、病態は全く異なります。白内障は誰でも年齢とともに生じ、眼の中のレンズ(水晶体)が濁って視力が低下する状態です。生活上不便が生じたら白内障手術を受ければ、他の病気がない限り、視力が回復します。

 しかし、緑内障は何年もかけて視神経がダメージを受けて視野欠損が進行してくる病気で、白内障と違って手術しても元の状態に回復させることは不可能です。点眼治療をしますが、進行を抑えることしかできません。自覚症状が出にくいため自分で気付く頃には進行してしまっています。

 このため早期発見が大切ですが、健康診断で指摘されたり、他のことで眼科を受診して偶然発見されるしか早期発見の方法はありません。早く見つけるためにも、眼科に受診する機会がありましたら、一言聞いてみましょう、「緑内障はありませんか? 」と。

(メディコラ 2017年12月執筆)

 

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